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大雨被害で避難している児童も初登校 山形県戸沢村の小中一貫校で入学式

2025年4月8日 9:23
大雨被害で避難している児童も初登校 山形県戸沢村の小中一貫校で入学式

山形県内の小・中学校の入学式が8日、ピークを迎えました。このうち、去年7月の記録的大雨で大きな被害が発生した戸沢村では村立の小中一貫校が入学式を迎えました。

入学式が行われたのは、県内の小・中学校など合わせて171校です。このうち、戸沢村の小中一貫校戸沢学園では、晴れの日を迎えた新1年生22人が初登校しました。
新入生の中には去年7月の記録的大雨で甚大な被害を受けた蔵岡地区から避難を余儀なくされ、避難先となっている村の支援住宅から通う横山悠君の姿がありました。
式では、新入生がひとりずつ名前を呼び上げられ、大きな声で返事をしていました。
その後、佐藤雅彦校長が「あいさつを通して自然と友達が増え関係が深まる。元気な声であいさつができる人になってほしい」などと式辞を述べました。式の後、新入生たちは1年生の教室に入り、ぴかぴかの教科書を受け取りながら小学校生活への期待に胸を膨らませていました。

新入生・男子児童(小学校何が楽しみ?)「勉強」(何点取りたい?)「3千万」・
女子児童(友達は何人ぐらいつくりたい?)「たぶん全員」

戸沢学園は去年の大雨の際、避難所になっていました。

新入生の横山悠君の父・健一さん「この下に避難所設置してもらってそこで生活していた。あの日はとても大変だったが地域の人学校関係者保護者皆さんから支えられてきょうこの日を迎えられたことに感謝している。助け合いながら切磋琢磨しながら伸び伸びと成長してもらえたら」

横山悠君(学校で楽しみなことは?)「勉強 サッカー」

県内の小・中学校の入学式は一部を除いて4月10日までに順次行われます。

最終更新日:2025年4月8日 11:09
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