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文化財防火デーを前に国の重要文化財に指定されている山形市の施設で消防訓練

2025年1月24日 16:35
文化財防火デーを前に国の重要文化財に指定されている山形市の施設で消防訓練

1月26日は文化財を火災から守る意識を高める「文化財防火デー」です。これに合わせて24日、国の重要文化財に指定されている山形市の施設で、消防訓練が行われました。

訓練が行われたのは、国の重要文化財に指定されている「旧済生館本館」、現在の山形市郷土館です。訓練は建物1階の展示室から火が出たことを想定して行われました。
施設の職員たちは本番さながらに訓練に臨み消防への通報から避難誘導、初期消火に至るまでの火災発生時の対応を確認しました。
この訓練は、1949年1月26日に奈良県にある法隆寺で火災が発生したことを受けて、防火意識を高めようと国が定めた「文化財防火デー」に合わせて行われたものです。

山形市消防本部 予防課 鑓水康晃消防司令補「文化財は木造建築物であることからやはり火の回りが早い日頃からの消防訓練を定期的に実施してもらい初動体制を整えてほしい」

山形市消防本部では管内にある19の文化財で消防訓練や設備の点検を順次行っています。

最終更新日:2025年1月24日 19:18
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