サクランボ観光果樹園への観光客数前年比4万人減…開園期間の短縮、収量減が影響か
今シーズン、県内にあるサクランボの観光果樹園を訪れた人は20万人余りで、去年に比べて4万人減少したことが県のまとめで分かりました。
県によりますと今シーズン、県内にあるサクランボの観光果樹園を訪れた人は県内客が2万9100人県外客が17万3300人で、合わせて20万2400人でした。これは去年に比べ8割余り、4万人の減少で、コロナ禍前の2019年と比べると5割弱にとどまっています。
県観光交流拡大課では「例年よりサクランボシーズンが早まり開園期間が短かったことや収穫量が減少したことなどが影響していると思われる」と分析しています。ことしは高温の影響で、実が2つくっつく双子果や実が痛むなどの被害が発生し、収穫量が過去最低の水準となる恐れが出ています。