酒田市の「山居バル」にぎわう 市内中心部から新井田川沿いに飲食ブース 屋形船も
街ににぎわいを生み出そうと、山形県酒田市で11日、市内中心部の新井田川沿いに飲食屋台が軒を連ねるイベントが開かれ、大勢の人たちがさまざまなグルメやお酒などを楽しみました。
「山居バル」と銘打ったこのイベントは、市内中心部を流れ、酒田港につながる新井田川沿いの水辺・ウォーターフロントのにぎわいを作り、街を活性化させようというもので、ことしで5年目です。この日は山居倉庫の対岸の広場に、これまでで最も多い11の飲食ブースが軒を連ねました。
店頭には焼きたてのハンバーガーや鉄板焼きなどのグルメのほか、酒田産のクラフトビールをはじめ、生ビールやカクテル、それにかき氷などのスイーツもずらりと並び、飛ぶように売れていました。
「おいしいです」「乾杯!」
訪れた人たち「去年が初めての参加で、ことしで2回目。今回は入場規制もないから気持ちいいです。」
会場周辺では、屋形船も運航しました。山居橋から上流の中の口橋を回り、酒田港の「SAKATANTO」の前まで回る市内中心部を巡るコースで、乗客たちは普段とは違う目線でゆったりと動く水辺の景色を楽しんでいました。
乗客は「今日は初めてだったんですけど、夕日がきれいでとてもいい体験となりました」「楽しかった。船が見えた」
事務局・元気インターナショナル高橋陽子理事長「皆さんこういうにぎわいを待っていたんだろうなと思う。まだまだ私たちも頑張ってこういう機会を、1年に4回、5回と増やして行けたらいいと思う」
訪れた人たちは爽やかな川風に吹かれながら酒田の街の魅力を感じ、お酒やグルメを楽しんでいました。この「山居バル」は、9月と10月にも開かれる予定だということです。