山形市の新たな市民会館整備地を着工までの2年間貸し出し イベントなどの開催に
山形市は13日、新たな市民会館が整備される予定の市内中心部の土地をイベントの開催などで一般向けに貸し出すと発表しました。貸し出しが可能となるのは市民会館の建設が始まるまでのおよそ2年間です。
山形市の佐藤孝弘市長が定例の記者会見で説明しました。
山形市は、県民会館の跡地に新たに市民会館を整備する計画で、現在は更地になっています。この土地を活用し、中心部のにぎわいを創出しようと山形市は市民会館の建設が始まる2年後、2026年3月末までの間、一般向けに貸し出すと発表しました。
貸し出しするのは、県民会館跡地の西側、およそ750平方メートルで、市はすでに人工芝を敷き詰め、ことし5月までには電気と水道を整備する予定です。利用料金は、利用目的や面積によって変わりますが、キッチンカーの出店や、サークル活動の発表などで使う場合、100平方メートル当たり1時間160円に設定しています。
佐藤孝弘山形市長「建築着工まで時間があるからといってそのまま何もしないということではなくある資源を有効に活用しようとこうした試みをした」
すでに、申し込みの受け付けは始まっています。
15日から2日間は初めてのイベント、文翔館で開催される旧暦の初市に合わせて16台のキッチンカーが出店する「冬のキッチンカーマルシェ」が実施されるということです。