若者たちが新たなビジネスを生み出す拠点として、県が立ち上げたインターネット上の仮想空間、「ヤマガタリアルメタバース研究所」のキックオフイベントが15日、開かれました。

ことし8月に発足した「ヤマガタリアルメタバース研究所」は山形大学や県内の工業高校、関連企業などが参加しています。イベントは山形大学の小白川キャンパスで開かれ、県内の高校生を中心におよそ120人が集まりました。

PsychicVRLab　澤田有人さん「場所というものの価値、山形の価値が現実にあるものだけじゃなく、XRで作られたものも合わさって価値ができてくる時代になる」

体験コーナーでは、インターネット上で用いる姿、アバターを高校生が自由な発想で作成していました。

参加した高校生「自分の好みの姿にしていくことが楽しい。これから、いろいろできることを知りたいなと思う」

研究所では今後、県内の高校生や企業を対象に広くメタバースを体験してもらい、来年以降、社会の課題解決を図る新ビジネスの創出に向けた取り組みを加速します。