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山形県内の高校入試でトラブル 試験中に火災報知器誤作動 警報音が6分間続く 試験は継続し延長措置は無し

2024年3月7日 18:35
山形県内の高校入試でトラブル 試験中に火災報知器誤作動 警報音が6分間続く 試験は継続し延長措置は無し

山形県内の公立高校の一般入学試験が7日、一斉に始まり、受験生たちが合格を目指し、試験に挑みました。一方、鶴岡市の致道館高校では試験時間中に火災報知器が誤作動するトラブルも発生しました。

「(グータッチして)頑張っていってらっしゃい!」

県内公立高校のことしの全日制一般入試は41校93学科合わせて定員5729人に対し、志願者は4518人で、志願倍率は過去最低の0.79倍となりました。
このうち、探究科の志願倍率が2.30倍と県内で2番目に高かった山形東高校では、学習塾の関係者などから応援を受けた受験生が続々と会場に入っていきました。

塾講師
「生徒への応援メッセージが書かれたお菓子を配っています。何種類かメッセージがあってこれを引いてもらって生徒たちの緊張がほぐれればいいなと」
「(生徒たちの表情は)緊張しているんだけどその中できょう1日頑張ろうという意欲が見えた。彼ら彼女らの努力を信じるしかない」

試験は、午前8時50分から始まり、国語、数学、社会、理科、英語の順で午後3時前まで行われました。山形東高では、受験中のマスクの着用は任意として、感染対策で換気や消毒液の設置を行ったということです。
一方、県教育委員会によりますと、鶴岡市の致道館高校では午前11時10分から行われていた「社会」の試験時間中、火災報知器が誤作動し、およそ6分間にわたって校内全体で警報音が鳴り続けました。この間も試験は中断しなかったため、試験時間の延長などの対応は取らなかったということです。誤作動の原因は調査中としていて、県教委の担当者は「大事な試験で受験生を驚かせてご心配をお掛けし、申し訳ない」とコメントしています。
8日は一部の高校で実技の適性検査が行われます。
合格発表は今月17日です。

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