山形市は旧県民会館跡地に整備を計画している新しい市民会館について、市村工務店を代表企業とする事業者グループを優先交渉権者とすることを決めました。これに伴い、建物の外観案が公表されました。
現在の山形市民会館は、老朽化に伴い、建て替えが必要な時期となっています。このため市は中心市街地の活性化を目指し七日町の旧県民会館の跡地へ移転する方針を決めています。
新しい市民会館は大小さまざまなホールを備え建物には曲線を多用する他、空中回廊を設けるなどし開放的な印象となっています。山形市の市村工務店を代表企業に市内外の17社で構成する事業者グループの提案が選定されました。今後、議会の議決などを経て5年後のオープンを目指します。決定理由について山形市は、「街なかの回遊性を意識し歩いて楽しめる」などと評価しています。