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赤ちゃんの遺体を犬吠埼の崖下に遺棄した女を在宅起訴 同居の男にそそのかされる 

2024年7月22日 18:21
赤ちゃんの遺体を犬吠埼の崖下に遺棄した女を在宅起訴 同居の男にそそのかされる 

出産した赤ちゃんの遺体を千葉県の海岸に投げ捨てたなどの疑いで山形県外の30代の男女が逮捕された事件で、遺体を遺棄した女が22日までに在宅起訴されました。この事件をめぐっては埼玉県の男が関連する別の罪で起訴され裁判が行われています。

死体遺棄の罪で7月10日付で在宅起訴されたのは無職の上田綾乃被告(37)です。
上田被告はことし3月1日の午後10時前から翌日の午後9時過ぎまでの間に、自身が出産した赤ちゃんの遺体を千葉県銚子市にある犬吠埼の駐車場まで運び、駐車場近くの崖下に遺棄したとされています。
検察によりますと、上田被告は3月1日夜に東京都内で赤ちゃんを出産していて、赤ちゃんの遺体をビニール袋などに入れた上、遺棄した現場まで運んだということです。
この事件をめぐっては、上田被告と一時同居していた埼玉県狭山市の職業不詳・碓井康哲被告(33)が傷害と死体遺棄教唆の罪で起訴されていて、一部の裁判が進んでいます。検察は、上田被告の現在の住居について「上田被告は被害者でもあるため公表しない」としています。

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