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大雨被害の山形・最上町で二十歳の集い 若者たちが決意「前へと進んでいける力を持っている」

2024年8月16日 12:14
大雨被害の山形・最上町で二十歳の集い 若者たちが決意「前へと進んでいける力を持っている」

7月の記録的な大雨で大きな被害を受けた最上町できょう、「二十歳の集い」が開かれ、参加者たちは大人の自覚と地元への思いを新たにしました。

15日午前、最上町で開かれた「二十歳の集い」には、今年度に20歳を迎える町出身の62人が県内外から出席しました。

仙台市から出席者「心配して大丈夫かなと思っていました。最上町や山形県に貢献できるような人間になりたいと思う」

最上町の瀬見温泉は7月の豪雨で土砂が流れ込むなど大きな被害を受けました。営業再開までには長い期間がかかる見通しです。

こうした中、実行委員長の奥山晟伍さんは、力強く将来への決意を語りました。

最上町二十歳の集い奥山晟伍実行委員長「時には大きな壁にぶつかってしまうかもしれません。その壁を少しずつ時間をかけても前へと進んでいける力をもっているはずです。これからも最上町は80年、90年、100年と発展していけるように。私たちも30年、40年と、地道に、しかし着実に進んでいきたいと思います」

参加者たちは同級生や恩師との再会を喜び合いながら、大人としての自覚や地元への愛着を再認識していました。

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