上山市の小学校職員 酒気帯び運転で摘発 懲戒免職 忘れた携帯電話を取りに戻る
上山市内の小学校に勤務する60代の女性事務職員が酒気帯び運転をしたとして12月、警察に摘発されていたことがわかりました。山形県教育委員会は24日、この女性職員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは上山市内の小学校に勤務する60代の女性事務職員です。市教育委員会によりますと、女性職員は12月13日の夜、山形市内の飲食店で知人2人と飲酒を伴う会食を行った後、運転代行で帰宅しました。
その後、翌日の未明に携帯電話がないことに気づき、自身で車を運転して飲食店に戻り、帰宅途中に街灯に衝突する事故を起こしました。通報で駆け付けた警察官が検査したところ、職員から基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転で摘発されたということです。
聞き取りに対し、女性職員は「携帯電話がなく気が動転した。本当に申し訳ない」と話していたということです。県教育委員会は女性職員を24日付けで懲戒免職処分とし、学校長を通じて県内の各学校に対し規律の徹底などを指導したということです。