「ワンちゃん行列」5年ぶり復活 法被や手ぬぐい身につけたイヌが参加 「大山犬祭り」
庄内三大祭りの一つ、山形県鶴岡市の「大山犬祭り」が5日開かれました。祭りの主役のイヌが行列に加って練り歩く「ワンちゃん行列」が5年ぶりに復活し祭りを盛り上げました。
庄内三大祭りの一つで毎年6月5日に行われる鶴岡市大山の「大山犬祭り」。田畑を荒らす化け物が、丹波の国の「メッケ犬」によって退治されたという伝説が基になった300年以上続く伝統のお祭りです。祭りの主役は伝説にちなみイヌ。
愛犬を連れて見物に訪れた人たちが見守る中、大名行列が通ります。行列の先頭はイヌの人形を載せた「犬みこし」です。
イヌの人形は町内会ごとに異なっていて地区の子どもたちが引っ張ります。
子どもたち「楽しいです」「(担いでみてどう?)重い」
さらにことしはイヌと飼い主が行列に加わり練り歩く「ワンちゃん行列」が5年ぶりに復活しました。
法被を着たり、手拭いを頭に巻くなどしたイヌおよそ20匹が飼い主と一緒に参加しました。
大名行列の最後尾を飾るのが祭りの名物、歌舞伎をテーマにした「からぐり山車」です。
からぐり山車「そーれそーれ」「子どもたちのお囃子」
豪華な山車の上で子どもたちが披露するお囃子に包まれ、町は祭りの熱気に包まれていました。