チェリーランドさがえがリニューアル サクランボ関連商品が2倍の600品目に拡大
東北最大級の道の駅、寒河江市の「チェリーランドさがえ」が、このほどリニューアルしました。今回のリニューアルのポイントを、1991年のオープン以来の歩みとともに紹介します。
国道112号に面した寒河江市の道の駅「チェリーランドさがえ」。4月6日、売店施設が装いを新たに愛称「kokocherry」としてリニューアルオープンしました。リニューアルのポイントは、サクランボ関連商品をこれまでの2倍のおよそ600品目に拡大したことです。
チェリーランドさがえ本間安信 社長「サクランボをメインに据えてサクランボの楽しさを1年中味わってもらい没入してもらいたい。そういった思いで今回リニューアルした」
県産佐藤錦をまるごとつかったゼリーや、チェリーランドさがえと岩手の銘菓かもめの玉子とのコラボ商品「さくらんぼのたまご」など、ここでしか手に入らない商品も。そして、チェリーランドといえば人気の手作りジェラート。
中川悠アナウンサー「新しいジェラートも発売されました。「さくらんぼのたまご」が入ったジェラート、早速いただきます。んー、おいしい!さくらんぼのすっきりした甘さに玉子の黄身餡も入り和の要素もプラス非常に食べやすい」
リニューアルから4日経った平日の10日も、県内外から多くの買い物客が訪れていました。
仙台市から「新しくなったということでまだサクランボはないにしても新しいところに来てみようと思って出てきた果物がいっぱいあったり生酒があったりそれがいい」
寒河江市から「お土産を持っていくときとかここに来ますね何でもあるからね地元のもの」
1991年にドライブインとして整備され、2年後に「道の駅」に登録された「チェリーランドさがえ」。敷地面積およそ22万平方メートル、東北最大級の「道の駅」として国道112号を行き交う県内外の観光客の人気スポットです。
地元JAの手作りジェラートアイスは、これまでに「ごま味」や米の「はえぬき味」など226種類の味を販売。オープンから2年で販売数20万個を突破するなど、チェリーランドの名物となりました。
年間およそ100万人が訪れていたチェリーランド。
コロナ禍を経て客足は落ち込んだものの去年は90万人まで回復しました。今回のリニューアルにあたってさらに弾みをつけたい考えです。
チェリーランドさがえ企画広報室今野奈緒美 主任「ご年配の方まで自由に買い物できるように電動の車いすも用意“毎日使いのチェリーランド”としてお使いいただきたい」
チェリーランドさがえでは4月29日、敷地内に屋内型児童遊戯施設「CLAPPINSAGAE」がオープン予定。今後、ますますのにぎわいが期待されます。