「これからも見守っていて」 盆の入り 山形県内の寺でも家族連れが墓参り
山形市の寺では、13日午前中から家族連れなどが墓参りに訪れ、先祖の霊に手を合わせました。
祖先の霊を呼び寄せ、供養する行事「お盆」。盆の入りの13日、山形市緑町3丁目の正願寺では、午前中から家族連れなど多くの人たちが墓参りに訪れました。
山形市は午前中から気温が30度を超す真夏日となる暑さの中、訪れた人たちは墓を掃除したり、線香や花を供えたりした後、静かに先祖の霊に手を合わせていました。
訪れた人「久しぶりに(お参りに)来たので、みんな元気に暮らせるのを見守ってもらいたい」「毎年やっていることなので、先祖の供養の気持ち」
東京在住「(墓参りが)結構久しぶり。元気にやってるよ、これからも見守っていてと伝えた」「テニスとそろばんを頑張っていることを(先祖に)伝えた」
寺の住職によりますと、近年の傾向として、墓の維持が難しいなどの理由で自分たちの墓を持たず、寺が管理する共同の墓での供養を選ぶ人も多いということです。
お盆の墓参りは、13日にピークを迎え、こちらの寺ではお盆期間中、3000人を超える人が訪れる見込みです。