消防署に備品を贈った企業のロゴマークを消防車両に掲載する取り組みが山形県内で実施されています。18日は山形市で車両がお披露目されました。

山形市でお披露目された消防車両。車体には市内の企業「サニックス」と「ヤマコン」のロゴマークが掲載されています。今回この2社は、山形市消防本部に熱画像直視装置と呼ばれる機材を提供し、活動を支援したことで、消防車両に企業のロゴマークが掲載されました。
この装置の提供により火災が起きている建物に安全に進入できるか、中に人が残っていないかを調査できるということです。

ヤマコン佐藤隆彦代表取締役「消防士は煙の中に入っていかないといけない。自分の命を懸けて人命救助していると思う。何か貢献できないかということで寄付をした」

サニックス佐藤 啓代表取締役「消防士の安全をこの装置で守ることができる。リスクを回避できるものを送ることが出来てよかった」

山形市鈴木強志消防長「冬期間に向けて火の使用多くなり、火災が発生しやすい時期になる。装置を有効に活用して被害軽減に努めていきたい」

企業のロゴマークの入ったこの消防車は、今後1年間、山形市消防本部の東消防署に配備されます。