7月から8月にかけて補導件数増加…JR山形駅で登校中の高校生に喫煙防止呼びかけ
登校中の高校生などに20歳未満の喫煙防止を呼びかける啓発活動が10日朝、JR山形駅で行われました。
この啓発活動は、山形県たばこ販売協同組合や山形県警察で組織される「山形県20歳未満喫煙防止推進協議会」が 毎年実施しているものです。
10日朝は協議会のメンバーら24人が、JR山形駅で通学する高校生などに喫煙防止を呼びかけるティッシュを手渡しました。
2022年4月から、法律で成人になる年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、20歳未満の喫煙は変わらず禁止されています。
山形県20歳未満喫煙防止推進協議会・菊地守会長「成人年齢が18歳になったが、まだまだ(喫煙できる年齢との)区別が分からない人がいる。(啓発活動を)地道にやっていくしかない」
県警によりますと、去年1年間に喫煙で補導された20歳未満の人は155人に上っています。特に長期休暇に入る7月から8月にかけて補導件数が増加する傾向があり、協議会では今後も高校生らを対象にした啓発活動を継続して行い、喫煙防止を周知していくとしています。