新年に向け山形市の郵便局で年賀状の仕分け作業ピーク SNSの普及で減少も
ことしも残すところあとわずか、各地で新年を迎える準備が進められています。山形市の郵便局では26日、元日の配達に向けて年賀状の仕分け作業に追われていました。
山形市の山形南郵便局です。県内で投函されたほぼ全ての年賀状がこちらの郵便局に集められます。年賀状は、郵便番号と住所を読み取り、1時間に5万枚を仕分ける機械で、配達先の地域ごとに振り分けます。今シーズンは、職員やアルバイトあわせておよそ190人が関わり、12月18日から24時間態勢で仕分け作業にあたっています。
年賀状の配達はSNSの普及などもあり、年々減少しており、郵便局の担当者によりますとことし元日に県内で配達された数は、およそ803万枚でこれまでで最も少なかったということです。
山形南郵便局結城佑月さん「直筆にはメールやSNSにはない特別なぬくもりがあると感じている。新年も思いがこもった大切な年賀状を1通1通丁寧に配達するので、お手元に届くのを楽しみに待ってもらえれば」
年賀状の仕分け作業は年が明けて1月3日まで続きます。