12月22日に就任した山形県米沢市の近藤洋介市長が25日、就任後初めての記者会見に臨み、市内の雪対策として、今シーズンから「排雪」に掛かる費用について市の補助を拡充する考えを明らかにしました。

25日に開かれた米沢市の近藤洋介市長の定例会見では、選挙戦で示した自身の公約に関して近藤市長が現状の見通しを語りました。

このうち、雪対策について近藤市長は、町内会が負担している住宅地の排雪に掛かる費用に対し、今シーズンから市の補助を拡充する方針を示しました。

近藤洋介米沢市長「現在は市の豪雪対策本部ができた場合は（トラック費用の）半分を市が補助する。これを豪雪対策本部ができなくても市が半額を補助する」。

一方、公約の柱の一つとなっていた「小中学校の給食費の完全無償化」については「今後、事務方と協議する」として明確な実施時期などは示しませんでした。