県内で2月に倒産した企業は7件で負債総額は15億円余りと件数、負債総額ともに前の月を上回った
県内で2月に倒産した企業は7件で負債総額は15億円余りと、件数、負債総額ともに前の月を上回ったことが民間の調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンク山形支店によりますと、県内で2月に倒産した企業の数は7件で前の月よりも1件多く、負債総額は合わせて15億2700万円で、12億6700万円増えました。倒産件数は去年12月から3か月連続で前の月を上回っています。業種別では小売業とその他の業種がそれぞれ2件、サービス業、建設業、製造業がそれぞれ1件となっています。倒産した7件はいずれも、従業員10人未満の小規模企業で、このうち6件が販売不振によるものでした。帝国データバンク山形支店は「新型コロナの影響が緩和されるなどプラス要因はあるものの、物価高など事業を取り巻く環境は引き続き、厳しい」と分析しています。