山形県内の新型コロナ感染者数 前週より増加 インフルエンザも警報レベル続く
山形県内で先週1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は530人で、前の週より50人増えました。また、インフルエンザの感染者も増加し依然、警報レベルが続いています。
県衛生研究所によりますと、県内43の定点医療機関で3月3日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は530人で、前の週より50人増え2週ぶりに増加に転じました。1医療機関当たりの感染者数は、県全体で12.33人で前の週より1.17人増えています。保健所別にみると、庄内137人、置賜135人、村山111人などで置賜、山形市、最上で前の週より増加しています。
一方、3日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は881人で、前の週と比べて29人増えました。1医療機関当たりでは20.49人で15週連続で警報レベルとなっています。保健所別では、村山が1医療機関当たり31.90人と最も多く、次いで最上が26.75人、置賜が22.13人などとなっています。患者の9割以上が20歳未満で、若年層での流行が続いています。
このほか、子どもに多くみられる「咽頭結膜熱」いわゆるプール熱や「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」も警報レベルが続いてます