洋上風力発電の事業化を目指す遊佐沖について国は3日、事業化の最終段階となる「促進区域」に指定したと発表しました。

遊佐沖の風力発電事業は2019年から事業化に向けた検討が始まり、ことし3月に事業化に向けて具体的な手続きに入る最終段階となる「促進区域」の指定に向けて国と合意していました。
そして3日、経済産業省と国土交通省は遊佐沖を再エネ海域利用法に基づく「促進区域」に指定したと発表しました。このほかにも酒田市沖を、早期に「促進区域」に指定できる見込みがあるなどとする「有望な区域」に選定しました。
吉村知事は「地元関係者のこれまでの地道な取り組みが実を結んだものと大変喜ばしく思う。地域活性化、ひいては本県の発展につながるよう地域のみなさまと連携しながら丁寧に取り組んでいく」とコメントしています。