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7月の記録的大雨で路面崩落 酒田市の国道344号が一部区間で規制解除 酒田市は復興本部体制へ

2024年9月30日 17:37
7月の記録的大雨で路面崩落 酒田市の国道344号が一部区間で規制解除 酒田市は復興本部体制へ

7月の記録的大雨によって路面が崩落するなどし、一般車両の通行止めが続いていた酒田市の国道344号は30日午前、一部区間で規制が解除されました。

酒田市の国道344号は、道路沿いを流れる荒瀬川が氾濫し、路面の崩落などの被害を受け真室川町差首鍋から酒田市観音寺までのおよそ23キロの区間で通行止めが続いていました。これまでも応急復旧が完了した区間から徐々に通行を再開していて、30日は酒田市常禅寺から、北青沢までのおよそ11キロで一般の車両が通行できるようになりました。一部区間は片側交互通行となっている所もあります。真室川町までの残りおよそ12キロ区間は10月末までに規制が解除される見通しです。
一方、酒田市は30日、大雨災害対策本部を廃止し、1日から、復興本部の体制に移行すると発表しました。29日までに全ての避難所で避難者が退所するなど、応急的な措置がおおむね完了したことを受けたものです。今後は被災者支援のほか道路や水道など、インフラの本格復旧といった復興事業に向けた体制に移行します。

最終更新日:2024年9月30日 19:52
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