山中湖村で15センチの積雪 県内に大雪警報 山梨県
県内では雪が夜遅くまで降り続く見込みで山中湖村ですでに15センチの積雪が観測されています。甲府地方気象台は、県内全域に大雪警報を発表して、注意を呼びかけています。
午後4時までの積雪量は、甲府で2センチ、山中湖村で15センチなどとなり、県内全域に大雪警報が発表されました。6日午後6時までの24時間の予想降雪量は中北・峡東地域の山地などで20センチ、盆地で10センチとなっています。
この影響でJR中央線・特急「かいじ」、「あずさ」の上下線14本とJR身延線・特急「ふじかわ」の上下線12本が運休。在来線は終日運転を見合わせるほか、 中央道や中部横断道などは県内の全ての区間で通行止め、 国道も20号や138号などで一部が通行止めです。
また、警察によりますとスリップ事故が午後4時までに61件相次ぎ、一人が軽いケガをしたということです。
一方、県内の公立小・中学校や県立高校などは191校が下校時間を早めたほか、富士吉田市内のすべての小・中学校であすは臨時休校とします。こうした中、笛吹市のブドウ農家はボイラーを炊いてハウスに積もる雪を溶かすなど対応に追われました。
雪はこのあと夜遅くまで降り続く見込みで、気象台は注意を呼びかけています。