「もっと楽しい体育の授業」 甲斐市の小学校で児童がボールの投げ方コツ学ぶ 山梨県
甲斐市の竜王西小学校で18日、総合型地域スポーツクラブの指導者が「もっと楽しい体育の授業」と題した授業を行いました。
この取り組みは、低下傾向が続く子どもの「投げる力」の向上を目的に、県が4年前から行っています。
吉岡フィールドキャスター
「授業では、てるてる坊主のようなボールを使います。布でゴムボールを包む安全性も考慮されています」
最初は思うようにボールが飛びません。そこで先生のアドバイスを受け、腕の振り方や姿勢に気をつけながら投げると…
ちょっとしたコツで投げる力がアップした子どもたちは笑顔で体を動かしていました。
授業を受けた児童
「楽しかったし勉強になった」
「いろいろな投げ方を教わって楽しかった」
指導にあたった「アスとれ総合型クラブ」の花輪和志代表は「基礎を学ぶことで、これだけ投げられるようになるという経験が大事」と話していました。
この取り組みは今年度、30の小学校で行われ、今後も県内各地の児童の学びや成長を後押ししていきます。