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「お年寄り多く心配」早川の土砂崩落 集落の孤立解消めど立たず 一時的に通行認める 山梨

2025年3月19日 18:14
「お年寄り多く心配」早川の土砂崩落 集落の孤立解消めど立たず 一時的に通行認める 山梨

 大規模な土砂崩れが発生した早川町で19日、孤立した集落につながる県道の通行が2時間だけ認められました。復旧の見通しは立っていません。

 土砂崩れは18日午前11時ごろ、早川町新倉の山林の斜面で発生しました。

 このため、付近の県道が3.8キロにわたり通行止めとなり、西山地区の63世帯86人が孤立したほか、観光客やリニアのトンネル工事関係者ら約100人が取り残されました。

 安全確認の結果、県は午後3時からの2時間、県道の通行止めを解除。一時的ながら、16時間ぶりに孤立状態が解消されました。

住民は
「お年寄りの多い集落なので、もし急病になった時に今後通れないとなると心配」

 また、リニアのトンネル工事関係者が取り残されたJR東海は、工事日程への影響はないとしています。

 県によりますと、復旧のめどは現時点で立っていないということです。

最終更新日:2025年3月19日 18:14
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