地場産業が抱える課題の解決策提案 甲府商科専門学校で研究発表会 山梨県
甲府商科専門学校で29日、研究発表会が開かれ、学生が山梨の地場産業が抱える課題の解決策を提案しました。
研究発表会は授業の一貫で開かれ、「印伝」や「ジュエリー」などそれぞれの地場産業で課題を研究、 代表して4つのグループが解決策を提案。このうち、「印伝」をテーマにしたグループは課題に「若者への知名度」を挙げ、剣道や弓道に取り組む学生をターゲットにした印伝の武具の開発などを発表しました。
このほか、「県産木材の魅力発信」について研究したグループは伐採や製材の現場を巡るツアーを提案。井上耕史校長は「グループワークの経験を通してコミュニケーションのスキルも身につけてほしい」としています。