ツバメの恩返し!? 畳店の作業場に今年も“里帰り” 客に幸運もたらす 山梨・昭和町
昭和町の畳店では今年も“里帰り”したツバメが子育てに追われています。
店の主人に優しく見守られながら、ひなたちは巣立ちの時を待っています。
昭和町押越にある塩沢畳店です。
荒木キャスター
「こちらのお店では毎年恒例…ツバメの子育てが今年も行われています」
塩沢畳店の作業場でツバメが子育てを始めたのは30年以上前。
今年は今月上旬に4羽のひながかえりました。
塩沢さんと家族は毎朝5時30分ごろ、親鳥がエサを探しに行けるように店のシャッターを開けています。
親鳥は仕事に励む塩沢さんを尻目にせっせとエサを運び、ひなたちはすくすくと成長しています。
ツルの恩返しならぬ“ツバメの恩返し”なのか、今年は店のお客さんに畳組合のキャンペーンで1等10万円の旅行券が当たったと笑う塩沢さん。
社用車に書かれた店名の隣にツバメのイラストを加えた、新しいロゴを見せてくれました。
塩沢畳店 塩沢政博さん
「うちの目の前が小学校なので子どもが(ツバメを)楽しみにしていたりとか、出先でお客さんに言われることもあれば仲間に言われることも多々あります。順調に育ってくれるのが一番なので無事に巣立ってくれればと思っています」
ひなたちはこれから飛ぶ練習を始め、6月半ばには巣立っていくということです。