峡東地域で3日に降ったひょうの影響で、笛吹市のブドウ園ではブドウの実が傷ついたり葉が破れたりする被害が確認されました。

　3日午後、県内は夜にかけて各地で激しい雨が降り、峡東地域の一部では大きなもので直径1㎝ほどのひょうが確認されました。

辻ぶどう園 辻文樹さん
「ここの粒にひょうが当たったところですね、こういう形で茶色くな ってしまっています」

　笛吹市春日居町の「辻ぶどう園」ではピオーネやサニールージュなど5品種の畑で、実が落ちたり葉が破れたりするひょう害が確認されました。

　被害を受けた畑は約2000平方メートルで、少なくとも500房が傷ついたということです。

辻ぶどう園 辻文樹さん
「降った後に見に来たら、こういう状態だったのでショックですね。天災だからどうにもならないんですけども、雨除けのハウスとかを増やしていって天災から守っていく方がいいのかな…」

　傷ついた実をそのまま放置すると病気がまん延するため、県などは農家に傷ついた実を除去するとともに薬剤散布を徹底するよう呼びかけています。