市川三郷町の幼稚園に15日、移動動物園がお目見えし、園内には子どもたちの笑顔と歓声があふれました。

　移動動物園は子どもたちに小さな命の大切さを知ってもらおうと、市川南幼稚園が企画したものです。

　やってきたのはウサギやヤギなど14種類の89匹で、子どもたちはやさしく抱き上げたりエサをあげたりして動物たちと触れ合いました。

　園児は
　「かわいいー！」「触るのは初めてウサギの耳がかわいい」「ふわふわだし気持ちいいし楽しかった」「ウサギちゃんに（えさを）あげるのが楽しかった」

　「移動動物園」は子どもに大人気のイベントでしたが、ここ数年は新型コロナの流行で実施が見送られていたといいます。

　市川南幼稚園 高橋結菜先生
　「コロナ禍で子どもたちも我慢をしてきた。動物と触れ合うことでストレス発散や経験ができると思う。いつもよりも笑顔がいっぱい。いろいろな苦手を克服できたのでは」

　園では今後も動物と触れ合う機会を設けて子どもたちのやさしい心を育んでいくとしています。