地域を守る「排水機場」地元児童が見学「勉強になった」 河川の氾濫防ぐ役割学ぶ 山梨
大雨や台風などから地域を守る「排水機場」を小学生が見学に訪れ、その役割について学びました。
甲府市上曽根町の「柏排水機場」です。排水ポンプの製造メーカーが25日、中道北小の4年生24人を招き、施設の見学会を開きました。
児童にとって馴染みの薄い施設だったという「排水機場」。職員から「台風の際、ポンプが水を排出していたから川が氾濫しなかった」という説明を聞き、実際に稼働している機械に触れた児童は、排水機場が災害から地域を守っていることを学んでいました。
排水機場を見学した児童
「ポンプの音が大きくて驚いた。通学路で見ていた所がこういう風に動いていることは知らなかったので勉強になった」
見学会を企画したメーカーの担当者は「見学を通してこの職業に興味を持ってもらい、将来は一緒に地域を守る一員となってほしい」と話していました。今後も地元の児童を中心に見学会を開く予定です。
最終更新日:2024年10月25日 18:46