「びっくりして怖かった」震度6強の揺れを児童ら体験 学童保育で防災学ぶ 山梨・笛吹市
夏休みの小学生などを対象にした防災体験会が22日、笛吹市で開かれ、子どもたちが震度6強の揺れや火災時の避難方法を学びました。
この防災体験会は御坂児童センターが地震への危機意識を高めてもらおうと開いたもので、小学生以下の子どもや保護者ら約150人が参加しました。
子どもたちは起震車に乗り、震度6強の揺れを体験。
地震の際は机の下にもぐってお尻を地面につけるなど、安定した姿勢を取るための対処法を学んでいました。
参加した子どもは
「すごく揺れが激しくて、びっくりして怖かった。物がないところに逃げた方がいいと思った」「机の下に隠れるときにガタガタ揺れて隠れづらかった」
母親は
「実際に災害が起きたらどうやって家族全員で逃げたらいいか、考えるきっかけになった」
また、無害な煙を充満させた教室で行われた火災の発生を想定した避難訓練では、口をタオルなどで覆い姿勢を低くして移動することなどを学んでいました。