県教育委員会は16日、今月実施した県立甲府第一高校の前期試験で出題ミスがあったと発表しました。

ミスがあったのは、今月1日に行われた県立甲府第一高校・普通科の前期試験で出題された英語の題材文です。

県教委によりますと、ミスがあった設問は英語の単語を並び変えることによって文章が成り立つように設定されていましたが、この設定を説明する出題文がなかったということです。

甲府一高は、出題ミスがあった設問について、受検者全員を「正解」として扱うことを決定。 改めて採点した結果、入学内定基準を満たした受検者1人を内定者に追加しました。

県教委は「複数体制での問題確認を徹底し、再発防止に努める」としています。