「とっておこうか」「諭吉のほうが…」新紙幣 県内でも流通本格化 ゆかりの施設も 山梨県
20年ぶりにデザインが刷新された新紙幣の取り扱いが4日、県内の金融機関でも始まり、さっそく両替に訪れる人の姿が見られました。
新紙幣は3日から発行が始まり、県内の金融機関では4日から取り扱いがスタート。
甲府市内の銀行では、さっそく両替する人の姿が見られました。
1番に両替した男性
「ホログラムがきれいだと思う。使い道はいろいろ子どもに買ってあげる」
両替に訪れた女性
「ゆうべテレビで見てどうなっているか気になって両替した。とっておこうかと思うけど(たぶん)使っちゃうね」
紙幣のデザイン変更は20年ぶり。
これまでの紙幣しか知らない世代は。
高校生は
「いつもと感覚が違う。なじみがある方がいいので諭吉のほうがいい」
18歳の2人
「生まれてからずっと(1万円札が)諭吉さんだったので、すぐなじめないかなって感じ」「おもちゃのお金を受け取った感覚になっちゃうかなと思う」
一方、これまでの1000円札の裏には本栖湖と富士山の景色が印刷されていましたが、新1000円札の裏も、実は山梨ゆかりの富士山のデザインとなりました。
そのデザインとは、県立博物館に所蔵されている葛飾北斎の冨嶽三十六景の 「神奈川沖浪裏」です。
県立博物館では新紙幣への採用を記念し、作品の原資料と記念番号券「AA000009AA」が一緒に展示されています。