桃の花 気温上昇で一気に開花 摘花作業が急ピッチ 山梨県
甲府地方気象台によりますと、2日の県内は高気圧に覆われて晴れ、日中の最高気温は甲府で22.0℃、河口湖で18.8℃などとなりました。
3月30日にはことし初の夏日を記録するなど、ここ数日の気温上昇で峡東地域では桃の花が一気に開花し、生産者は急ピッチで摘花作業に追われています。
笛吹市の農園では1日から摘花作業を始め、2日はスタッフ約30人が桃の品種「白鳳」の花のつぼみを摘み取っていました。
農園によりますと、3月の寒の戻りで開花は予定より1週間程度遅れたものの満開時期は例年と変わらず、作業は急ピッチながら順調に進んでいます。
■マルサフルーツ古屋農園 古屋貞一代表:「桃のシーズンが始まるなと1年を通して育て上げたものだから、おいしい桃づくりを一生懸命しようと思う。自然災害が怖いから、ない1年になってくれればいい」
農園では今後、摘み取った花から花粉を採取し、授粉作業を行っていくということです。