富士北麓で多発 訪日客の“自転車違反” 信号無視や歩道の走行…カメラの前でも 山梨県
オーバーツーリズムが問題となっている富士北麓地域で、外国人観光客による自転車の交通ルール違反が深刻化しています。
信号無視や歩道の走行などあわや事故というケースが目立ち、行政も対策に乗り出す事態となっています。
富士河口湖町の河口湖大橋です。
湖と富士山を望む、外国人観光客に人気のスポットですが…信号無視や歩道の走行、斜め横断など、自転車による交通ルール違反が多発しています。
日本の交通ルールを知らないのか、悪びれる様子もなく違反行為を繰り返す外国人観光客。
わずか10分間の撮影で、11件の危険な走行が確認されました。
こうした事態に警察や行政も動き出しました。
富士河口湖町観光課 広瀬晃士 係長
「自分たちの目で見てもレンタサイクルの乗り方が街中で危ないところがあった」
7月25日、富士河口湖町役場ではレンタサイクル業者を対象に交通ルールを確認する講習会が開かれました。
町によりますと、観光客の増加によって町内のタクシーやバスが混雑。
それらに変わる交通手段としてレンタサイクルが注目され、同時にルール違反も増えたといいます。
講師を務めた警察官
「事故形態といえば単独で転倒してしまうことが結構多い。その次に出合い頭でぶつかってしまう。この2つが突発的に増えている状況」
講習会では警察が自転車に乗る際の交通ルールを説明した上で、「自転車を貸し出す際にルールの周知を徹底してほしい」と呼びかけました。
講習会を主催した町は「町民が事故に巻き込まれないよう十分に注意喚起をしていきたい」としています。
信号無視や歩道の走行などあわや事故というケースが目立ち、行政も対策に乗り出す事態となっています。
富士河口湖町の河口湖大橋です。
湖と富士山を望む、外国人観光客に人気のスポットですが…信号無視や歩道の走行、斜め横断など、自転車による交通ルール違反が多発しています。
日本の交通ルールを知らないのか、悪びれる様子もなく違反行為を繰り返す外国人観光客。
わずか10分間の撮影で、11件の危険な走行が確認されました。
こうした事態に警察や行政も動き出しました。
富士河口湖町観光課 広瀬晃士 係長
「自分たちの目で見てもレンタサイクルの乗り方が街中で危ないところがあった」
7月25日、富士河口湖町役場ではレンタサイクル業者を対象に交通ルールを確認する講習会が開かれました。
町によりますと、観光客の増加によって町内のタクシーやバスが混雑。
それらに変わる交通手段としてレンタサイクルが注目され、同時にルール違反も増えたといいます。
講師を務めた警察官
「事故形態といえば単独で転倒してしまうことが結構多い。その次に出合い頭でぶつかってしまう。この2つが突発的に増えている状況」
講習会では警察が自転車に乗る際の交通ルールを説明した上で、「自転車を貸し出す際にルールの周知を徹底してほしい」と呼びかけました。
講習会を主催した町は「町民が事故に巻き込まれないよう十分に注意喚起をしていきたい」としています。