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富士山の絶景スポットに“スマートごみ箱” 収容量5倍 ごみ問題解消なるか 山梨・富士吉田市

2024年7月24日 19:34
富士山の絶景スポットに“スマートごみ箱” 収容量5倍 ごみ問題解消なるか 山梨・富士吉田市

 富士吉田市は24日、外国人観光客に人気の観光スポットにデジタル技術を搭載した「スマートごみ箱」を設置しました。

 スマートごみ箱が設置されたのは、富士急行線・下吉田駅の駅前広場です。

 下吉田駅は外国観光客人に人気の観光地・新倉山浅間公園の最寄り駅で、周辺ではごみ箱に入りきらないごみが放置されるなどの問題が生じていました。

 そこで登場したのが、スマートごみ箱です。

 一見すると普通のごみ箱ですが、内部のセンサーが燃えるごみがいっぱいになったと検知すると自動でごみが圧縮され、120リットルのゴミ箱に約5倍の600リットル相当のごみを入れられるといいます。

 また、圧縮したごみでごみ箱がいっぱいになると回収業者に信号が送られ、回収の遅れを防ぐことができます。

富士吉田市経済環境部 吉田大海 次長
「(ごみを)ポイ捨てしてしまったり散乱させてしまったりする状況があり、最初は地元の人がそれを見兼ねて片づけてくれていたが手に負えなくなってきた。そんな中 、プレスするごみ箱が(他の観光地で)採用されていると調べて体験してみようと思った」

 市は10月末まで試験的にスマートごみ箱を設置し、その効果を検証するということです。

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