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山梨県民信用組合 元職員が計780万円を着服 当時の役員らが顧客にうその説明 山梨県

2024年1月19日 19:40
山梨県民信用組合 元職員が計780万円を着服 当時の役員らが顧客にうその説明 山梨県

山梨県民信用組合の元職員が10年以上にわたり、顧客のローンカードを不正に使用するなどして、合わせて約780万円を着服していたことが分かりました。

着服していたのは、県民信用組合に2017年3月まで勤めていた元営業担当の40代の男性です。

組合によりますと、この元職員は自らの代筆で作成し、自宅に保管していた顧客名義のローンカードを使い、2014年ごろから10年以上にわたり、約200万円を着服。その後の内部調査で、この元職員が別に顧客3人から預かっていた580万円を着服していたことも発覚しましたが、当時の役員らは顧客にうその説明をしたほか、金融庁に届け出を出さず隠蔽していたということです。

組合は第三者委員会を設置、「事実関係や類似事案の調査を行う」としたほか、「およそ200万円の着服については刑事告訴を検討している」としています。

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