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JR身延線 市川大門駅が無人化へ 一時復活も財政難で限界 山梨県

2024年1月9日 19:57
JR身延線 市川大門駅が無人化へ 一時復活も財政難で限界 山梨県

JR身延線・市川大門駅の乗車券の窓口販売が3月末で終了し、無人駅となることが分かりました。市川大門駅は町民からの要望を受け、身延線で初めて町によって駅員が確保されていましたが、町の財政難を受けて無人化が決まりました。

町などによりますと、町内にはJR身延線の駅が7カ所ありますが、利用客の減少などを受けJR東海が2012年に全駅を無人駅としました。

しかし、町民から利便性の悪さを訴える声が相次いだことから、町は翌2013年に町が臨時職員を配置する形で再び有人化。身延線では初の町による切符売り場の運営が始まりました。

町によりますと、職員の配置には人件費や光熱費などで年間700万円以上が必要ですが、JR東海から入る販売手数料はコロナによる利用者の低迷もあって200万円ほど。累計の赤字は5千万円に上ったということです。

無人駅となることで、町は「定期券や特急券が買えなくなるため中央市の東花輪駅や身延町の身延駅を利用してほしい」としています。

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