×

下水道管を臨時点検へ 甲府の全長77キロで耐用年数超え 幹線道路の地下にも 山梨

2025年1月30日 21:18
下水道管を臨時点検へ 甲府の全長77キロで耐用年数超え 幹線道路の地下にも 山梨

 埼玉県八潮市で起きた大規模な道路の陥没を受け、県内でも県や甲府市が管理する下水道管の臨時の点検に乗り出します。全国で下水道管の老朽化が問題となる中、甲府市では全長約77キロの下水道管が耐用年数の50年を超えていることが分かりました。

 埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故は運転手とみられる男性の救助活動が30日も続けられています。埼玉県によりますと、最初の陥没は地下を通る下水道管の破損が原因とみられています。

 全国で下水道管の老朽化が問題となる中、県内では甲府市の全長76・8キロの下水道管が、耐用年数とされる50年を超えていることが市への取材で分かりました。

 これは甲府市の下水道管全体の8%にあたり、国道20号や52号などの幹線道路の車道や歩道の地下を通るものもあるということですが、市では随時、補強工事を行って対応しています。

 今回の崩落事故を受け、県や甲府市では管理する下水道管の臨時点検を行う方針です。

最終更新日:2025年1月30日 21:18
    山梨放送のニュース