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権限ないのに住民税申告を処理 市職員を懲戒処分 同僚のIDなど無断使用 山梨・甲斐市

2025年3月19日 18:03
権限ないのに住民税申告を処理 市職員を懲戒処分 同僚のIDなど無断使用 山梨・甲斐市

 権限がないのに同僚のIDとパスワードを無断で使い、個人的に依頼された住民税の申告を処理していたとして甲斐市は18日、39歳の男性職員を懲戒処分としました。

 戒告の懲戒処分を受けたのは甲斐市上下水道業務課の39歳の男性主任です。

 市によりますと、男性主任は2月20日、操作権限がないのに同僚のIDとパスワードを無断で使い、住民税の申告相談システムで個人的に依頼された2件の申告データを入力したものです。

 申告は適正に処理されていましたが、自らの職務に関連しない目的でシステムを不適正使用したため処分しました。

 男性主任は元税務課の職員で、昨年度までは繁忙期に限り申告事務の受付を手伝っていました。

 市は管理監督責任などを問い、上司の課長ら職員3人を口頭厳重注意としました。
 

最終更新日:2025年3月19日 18:58
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