甲府市上下水道局 31年ぶり水道料金値上げへ 山梨県
適正な水道料金を検討する審議会は23日、甲府市が提示していた水道料金の値上げを「必要」と判断し、料金の改定案を樋口雄一市長に答申しました。
甲府市上下水道局は甲府市と昭和町のほか甲斐市と中央市の一部に給水しています。
改定案は、市が提示していた原案通りで、老朽化した水道管などの更新や耐震化を理由に来年度から3年間、全体で9.37%値上げします。このうち、多くの一般家庭で使われている水道管の家庭用口径13ミリでは4人で暮らす世帯の場合、月額520円の値上げになると試算しています。値上げが決まれば1993年度以来31年ぶりとなります。
答申を踏まえ、市は改めて水道料金の値上げ率や改定時期を検討し、 早ければ12月定例市議会に提案する方針です。