兵庫県伊丹市の公園で、自転車で転倒したところを助けに入った女子中学生に対し、わいせつな行為をしたとして67歳の小学校の臨時講師の男が逮捕されました。男は犯行当時、カツラをかぶり女装をしていたということです。

　不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは猪名川町立小学校の臨時講師の男（67）です。

　警察によりますと、男は5月18日午後9時半ごろ、伊丹市内の公園で自転車に乗っていた際に転倒し、近くのベンチに座っていた女子中学生（当時14）が、男を起こすために近づきましたが、男はその際、女子中学生の胸を触った疑いがもたれています。

　犯行当時、男は女装していて、黒髪のボブのカツラ、リボンのついた白のシャツ、青色のミニスカート姿だったということです。

　被害に遭った女子中学生と親が近隣の交番に相談したことで、事件が発覚。防犯カメラの映像などから男の関与が浮上し、10日に逮捕したということです。

　警察の調べに対し、男は「わざとではなく、ふらついた時に（手が胸に）あたった」と容疑を否認しているということですが、警察は余罪もあるとみて捜査しています。