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【速報】作業員が2日間地下に閉じ込められた守口トンネル事故 業務上過失傷害容疑で責任者ら書類送検

2024年8月9日 10:51
【速報】作業員が2日間地下に閉じ込められた守口トンネル事故 業務上過失傷害容疑で責任者ら書類送検

 大阪府警は、2021年12月、大阪府守口市で発生したトンネルの掘削工事中の男性作業員が地下に取り残された事故について、工事の責任者だった会社員の男(51)ら4人を書類送検したと明かしました。事故を防ぐ注意義務を怠った、業務上過失傷害の疑いです。

 この事故では、大阪府守口市の浄水場で水道管を設置するためのトンネルを掘る工事中に、突然、水と土砂が流れ込み、地下28m地点で、当時25歳の男性作業員が約47時間にわたり、閉じ込められました。

 男性作業員(当時25)は、工事の4次下請けだったということで、書類送検された4人はそれぞれ、施工責任者、安全管理責任者、夜間作業の責任者、トンネル掘削の工事を実質的に取り仕切る施工管理者だったということです。

 事故が起こる1週間ほど前から、排水の異常が何度もあったにもかかわらず、再発防止策をとらないまま工事を続けたとして、4人に責任が問われたものです。警察の調べに対し、4人とも事故の過失は認めているということです。

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