召集令状「赤紙」のビラ配り平和訴え「何とも言えない重い感じ」「戦争起こさないよう伝え続けたい」
終戦から79年となる15日、大阪市内では「赤紙」のビラを配って平和を訴える街頭運動が行われました。
この活動は、母親らでつくる市民団体が毎年行っているもので、大阪・難波では「赤紙」をコピーしたビラが配られました。
「赤紙」は、戦時中に使われた召集令状で、受け取りを拒否することは許されませんでした。
ビラを受け取った女性
「これが来たら、みんな行ったんかと。何とも言えない重い感じはしますね」
ビラを受け取った男性
「オリンピックで平和の祭典が行われてきて、その中でも戦争があるということが、おかしいなと思う」
市民団体は「多くの命が犠牲になる戦争を二度と起こさないよう、世代を超えて伝え続けたい」としています。