【鎮魂の思い】「経験していないけど未来に伝える」 阪神・淡路大震災から30年 各地で追悼の祈り
阪神・淡路大震災から、今日17日で30年です。地震が発生した午前5時46分には多くの人が祈りを捧げました。
≪北淡震災記念公園 兵庫・淡路市≫
知人を亡くした方(55)
「30年というすごく早い感じもしますし、きのうのようにも思います。亡くなった方も大勢おられる中で、命ある限り、一生懸命生きていこうと思います」
≪カトリックたかとり教会 神戸市長田区≫
義理の兄を亡くした方(76)
「亡くなった義理の兄の無念さとかありましたけど、残されたものが生きていくのに10年・20年・30年と弱ってきて、年月の流れを感じます」
≪中野南公園 神戸市東灘区≫
当時 テント村で暮らした 神戸国男さん
「いま思ったら、30年というのが信じられない」
「ここにいる人も結構亡くなったりして、つらいものがあるけど、それで初めて思う 、30年というのがどれだけの月日だったか」
≪日吉町ポケットパーク 神戸市長田区≫
長田区で被災した方(75)
「当たり前は当たり前じゃない。『またあしたね』は、そうじゃないというのが、災害があるたびにいつも思う」
小学6年生
「震災は経験していないですけど、悲しい気持ちだけでも理解して、未来に伝えられるようにという思いを込めて歌いました」