「生」の文字を前に追悼の祈り 発災時刻の12時間前 阪神・淡路大震災から30年 兵庫・宝塚市
阪神・淡路大震災から17日で30年です。兵庫県宝塚市では、追悼の祈りとともに、石で描かれた「生」の文字がライトアップされました。
阪神・淡路大震災が起きた時刻の12時間前となる16日午後5時46分、宝塚市では、市内を流れる武庫川の中州に石を積んで描かれた「生」の文字がライトアップされ、黙とうが捧げられました。
この文字は、震災の10年後に、犠牲者の鎮魂や街の再生を願って作られたもので、市内の犠牲者119人と同じ数の ろうそくや懐中電灯で照らし出されています。これまでに雨や台風で何度も崩れてきましたが、その都度、積み直され、いまのものは14代目ということです。
最終更新日:2025年1月16日 19:14