資生堂のニセ化粧品の販売容疑で逮捕の男ら 販売拠点増やす「勧誘役」か 組織は中国の共犯者が運営か
化粧品大手の資生堂のニセモノの商品を販売したなどとして、逮捕された男2人が、ニセモノを販売するネットショップを増やすための「勧誘役」とみられることがわかりました。
24日送検された通信販売会社役員の杉本吉康容疑者(29)ら2人は昨年、資生堂の有名ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」のニセモノの化粧品を女性2人に販売するなどした疑いがもたれています。
その後の警察への取材で、2人は知人などに「報酬がもらえる」とうたい、インターネット上でショップを開設させていて、販売拠点を増やす「勧誘役」とみられることがわかりました。
杉本容疑者らは調べに、容疑を否認しているということです。ニセモノの商品は香港から送られてきていたということで、警察は、実際の運営は中国にいる共犯者が行っていたとみて販売組織の実態を詳しく調べています。
最終更新日:2025年1月24日 11:55