「指導者の立場を利用し心理的圧力」教え子にわいせつ行為 卓球・木原選手の父親に懲役2年の実刑判決
卓球教室で、指導する教え子にわいせつな行為をした罪で経営者の男に実刑判決です。
不同意わいせつの罪に問われていたのは、兵庫県明石市の卓球教室「ALL STAR」の経営者・木原博生被告です。
木原被告は、2024年7月から8月にかけて、自身が経営する卓球教室の敷地内で、教え子の女の子が13歳未満であることを知りながら、複数回にわたって下着の中に手を入れるなどのわいせつな行為をしたとされています。
11日の判決で、神戸地裁明石支部は、「自己の性欲を満たすため繰り返し犯行に及ぶなど、動機は身勝手で自己中心的。指導者の立場を利用して、被害者が自分の意に沿わない行動を取った場合は無視するなど、心理的圧力を加えた」と批判し、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
捜査関係者によりますと、木原被告は、卓球の木原美悠選手の父親だということです。
最終更新日:2025年3月11日 16:53