【速報】甲子園での高校野球は「津波警報」で試合を中断し場内待機、「大津波警報」で球場の外に避難 南海トラフ地震臨時情報受け対応発表
全国高等学校野球選手権大会の大会本部は、8日、気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことに伴い、阪神甲子園球場と協議し「津波警報」が発令された場合、試合をすぐに中断し、場内放送で待機を呼びかけるなどの対応を発表しました。
阪神甲子園球場が定める手順によりますと、球場がある西宮市で想定される津波は最大3・7メートルで、到達時間は2時間弱とされています。
「津波警報」が発令された時、試合をすぐに中断するとともに、場内放送で待機を呼びかけ、緊急対策本部で避難誘導するかどうかを判断するということです。
さらに「大津波警報」が発令された場合、球場外に観客を避難誘導し、球場から北へ約1キロへの避難を勧めるとしています。
阪神甲子園球場では9日以降、試合前や試合中に球場のビジョンでの表示やアナウンスを通じて、観客にも告知するとしています。