20年ぶりの新紙幣の発行に関西の街も盛り上がっています。

　3枚の新紙幣は3日朝、日本銀行大阪支店から大阪や奈良などの関西各地の金融機関に向けて運び出されました。このうち、関西で最も早く新紙幣への両替を行っている神戸信用金庫では、開店時間の午前9時前から多くの人が列を作り職員らが対応に追われていました。

一番に交換した方
「うれしかった、良かったです！汚したくないです」
　
交換した方
「思った以上に神々しい、ちゃんとしていますね。（葛飾北斎の絵が）日本らしさが出ていていいと思います」

　盛りあがりを見せたのは金融機関だけではありません。

山口杏奈 記者
「20年ぶりの新紙幣発行ということで、こちらでは号外が配られています」

　大阪市内では新紙幣の発行を知らせる号外が配られました。

　また百貨店では、旧紙幣を使い切ってもらおうと、ワインやお肉など約70の商品が半額近くになるセールも3日から始まり、多くの人でにぎわっています。

来店客
　「いい機会なので奮発して買おうと思いました。旧札で払ったので、おつりが新札で来るかと思いましたが旧札でした」

　一方、警察などは新紙幣に便乗した詐欺に注意してほしいとしています。